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福耳とうがらしは辛い!辛みを抜いて食べやすくする方法と美味しい食べ方を紹介

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万願寺とうがらしと思って買ったら、福耳とうがらし(ジャンボ唐辛子)だった。

福耳唐辛子を頂いたけど、辛いと聞いて、どうしよう。

辛いと噂の福耳とうがらし!

実は、食べ方によっても、辛さレベルが変わってきます。

この記事では、辛みを抜いて食べやすくする方法おすすめレシピをご紹介します。

調理する時にも、注意しなければいけないことがあるので、是非ご覧ください

福耳とうがらしは辛い

形は、万願寺とうがらしに似ている福耳とうがらしですが、

パプリカのように肉厚でとても大きいのが特徴です。

ただ、万願寺とうがらし(甘唐辛子)を食べる勢いで食べると、

涙が出てしまうほどとっても辛いです。

 

辛み成分が多く含まれているので、調理中も目や喉に強い刺激を感じることがあります。

福耳とうがらしの辛さレベル

福耳とうがらしを実際、食べた感想ですが、

「当たり」のししとうぐらいの辛さに感じました。

 

当たりのししとうって、結構辛いですよね。

 

そもそも、ししとうは、青唐辛子の辛み成分を抜いて、

食べやすく品種改良したものなんですが、

育つ過程で、極度のストレスを受けると、辛くなります。

 

実は、福耳とうがらしにも、このように、ストレスを強く受け

「当たり」の福耳とうがらしがあるんだとか!

 

そうでなくても、辛い福耳とうがらしの当たり…なんて、想像しただけで汗が出る



福耳とうがらしの辛味を抜く方法は?

福耳とうがらしは、種と白い筋(ワタ)に辛味成分が含まれているので、

ここをすべて取り切ると、辛さが抑えられます。

福耳とうがらし 辛い

ただ、全て取り切ると、あまり辛くなくなるので、辛さの調節は、種でするといいです。

 

辛いのがお好みの方は、種を残すと辛さを楽しむことができます。

逆に苦手な方は、以下の写真のようにすべて取り切って、調理するといいですよ。

福耳とうがらし 辛い

福耳とうがらしを調理する時の注意点

福耳とうがらしを調理するときは、注意すべき点があります。

まず、切っていくと、辛み成分が飛散し、咳き込んでしまうことがあります。

 

切れば切るほど、コホッコホッっと…。

 

そして、手や目がひりひりしてしまうことが多いので、

眼鏡・マスク・手袋をして調理すると辛い目に合わないかなと思います。

 

ひりひりする手で、目や体を掻いてしまうと掻いた所が、ひりひりしてくるので、これも要注意です!

水を流しながら種を取ると大丈夫だったという情報もあるので、

どうしても手袋がない場合は、水を流しながら処理するといいかもしれません。



福耳とうがらしの食べ方

福耳とうがらしは生食OK?

実は、生のまま食べられる福耳とうがらし。

かじると、パプリカやピーマンのような食感です。

種を少し残した状態で食べてみたのですが、口に入れた直後は、

「あれ?辛くない」と思いました。

ですが、じわじわと辛味が口に広がってきました。

辛いモノ好きな方であれば、程よい辛さくらいに感じると思います。

ちなみに、種有で食べると、人によっては、

  • 一口食べただけで涙がダラダラ流れる
  • 唇真っ赤になる
  • 汗が止まらない
  • 咳き込んでしまう
  • 触った所(手)がひりひりする

などの症状が出ることがあります。


福耳とうがらしの種を食べるとどうなる?

実は、福耳とうがらしの辛み成分は、種とワタ(白い部分)にあります。

食べることはできるのですが、種とワタを食べると、強烈な辛みが襲ってきます。

特に辛いのが苦手な方は、しばらくピリピリ感が抜けないので、要注意ですよ!

福耳とうがらしのみんなの食べ方紹介

生でも食べられる福耳とうがらしですが、美味しい食べ方も色々あります!

アレンジ次第で、色々できるので、ちょっと辛さをプラスしたいと思うような料理に加えるといいですね♪

ここでは、おすすめレシピをご紹介します。

福耳とうがらし炒め

福耳とうがらしパスタ

パスタに入れると、タバスコいらずです。



福耳とうがらし焼き

福耳唐辛子 辛い

素焼きにすると、お酒のおつまみにはもってこいです!




福耳とうがらしのサラダ

 

この他にも、アヒージョやスープ、フレーク等々、色んな食べ方があります。

 

辛いのがお好きな方は、この辛さが癖になるかもしれませんね。

ちなみに、福耳唐辛子は、主に、栃木県で栽培されているのですが、

栽培地により収穫時期は、多少のバラつきがあるようです。

福耳とうがらしの旬は?

福耳とうがらしの旬は、7月〜10月頃となっています。

  • 寒冷地…8月上旬〜10月上旬
  • 温暖地の旬…6月下旬〜11月上旬

 

福耳とうがらしを売ってる場所は?

福耳とうがらしは、道の駅や農協、スーパーなどに置いているのですが、

珍しい品種なので、一般的な唐辛子と比べると、流通量は少なく、生産地以外では、あまり見かけることもないかもしれません。

値段は1袋100〜300円くらいでで販売されています。

 

旬の時期になるとネット通販で、お取り寄せすることも可能です。

近くに売ってないという場合は、7月〜10月頃にチェックすると良いと思います。

種から育てるという方法もありますね。



福耳とうがらしの栄養成分は?

福耳とうがらしには、体に良い栄養成分が多く含まれています。

特に、

  • カプサイシン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カロテン

が豊富で、消化促進や食欲増進の働きも助けます。

カプサイシンには、発汗作用があり、ビタミンCやE、カロテンには、疲労回復・肌荒れ、生活習慣病の予防などにも効果があるので、適度に摂取していきたいですね。

ただ、とうがらしは、刺激が強いので、食べ過ぎにだけは注意しましょう。

 

以下、「五訂日本食品標準成分表でみる栄養成分量」より

とうがらし(可食部100gあたり生)の成分表です。

エネルギー 水分 タンパク質 脂質 炭水化物 食物繊維 カロテン ビタミンE ビタミンk ビタミンB1
96
kcal
75.0
g
3.9
g
3.4
g
16.3
g
10.3
g
7700
μg
9.1
mg
27
μg
0.14
mg
ビタミンB2 ナイアシン ビタミンB6 葉酸 パントテン酸 ビタミンC ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム
0.36
mg
3.7
mg
1.0
mg
41
μg
0.95
mg
120
mg
6mg 760mg 20mg 42mg
リン
71mg 2.0mg



福耳とうがらし辛い!辛みを抜いて食べやすくする方法まとめ

福耳とうがらしは、種と白い筋・ワタの部分に辛味成分が含まれているので、

そこを食べるととても辛いです。

ですが、そこをすべて取り切ると、辛みも抑えられるので、

好みによって、種の量を調整するといいかもしれませんね。

生で食べれるので、生食も良いですが、辛さを活かして、色んな食べ方ができるので、

是非楽しんでみてください。